フォレスト・フォー・レストは自家製の窯・備長炭による手作りにこだわった本格媒染コーヒー豆の専門店です。

楓 (かえで) ブレンド

このコーヒー豆について

ブラジルサントスとグァテマラSHBウエウエテナンゴ、それぞれの豆を個別焙煎で中煎りに仕上げ、絶妙なバランスでブレンドしております。

< ブラジルサントスについて >
ブラジルコーヒーは、積出港であるサントス港から名前が取られ、一般的に取引名として使われており麻袋に "SANTOS" と表示されています。ブラジルでは、豆の大きさであるスクリーンと、コーヒーの中に不完全豆や夾雑物の量によって等級が決まっています。

スクリーンは12~20まであり、数字が大きいほど豆のサイズが大きくなります。 等級はNo.2~No.8(No.1は存在しません)まであり、数字が少ないほど等級が上になり、不完全豆や夾雑物が少ないことを意味します。

【 サントス港 】

【 サントスコーヒー倉庫 】

当店では、サイズも大きめのスクリーン18、等級は最上級のNo.2のサントスを使用しております。

< グァテマラSHBウエウエテナンゴについて >
グァテマラの中でも良質な豆が生産される事で有名なウエウエテナンゴ地区は、グァテマラ北西を横切るクチュマタネス山地にあり、石灰岩山が標高4,000m近くまでそびえています。

1870年からコーヒー栽培が始められた、グァテマラのコーヒー生産地域としては標高が最も高い地域に位置しています。

【 ウエウエテナンゴ地区 】

牡丹 (ぼたん) ブレンド

このコーヒー豆について

コロンビアスプレモとブラジルブルボン、それぞれの豆を個別焙煎で深煎りに仕上げ、絶妙なバランスでブレンドしております。

< コロンビアスプレモについて >
コロンビア共和国の面積は、日本の約3倍、南米の一番北側に位置し、国の北部はパマナと接し両サイドは太平洋、カリブ海に面する国です。

【 コロンビア共和国 】

西部はアンデス山地、東部はアマゾン川上流の平原で、国土全域としては熱帯性気候、ブラジルに次いで世界第二位のコーヒー生産量を誇り、良質なアラビカ種の豆を生産する国として有名です。生産管理も他国と比べてしっかりとされており、国全体としてコーヒーの輸出に力を入れています。

当ブレンドでは水洗式(ウォッシュド)のスプレモを使用しています。香り・酸味・コクともにあり、ブレンド品のメインとしてよく使われております。

< ブラジルブルボンについて >

コロンビアと共にブレンドに使用している豆が、ブラジルブルボン(カショエイラ農園)のこだわりの陰干し豆です。

ブラジルでは収穫後約1週間ほど天日乾燥させるのが通常ですが、この農園では陰干しにして2~3週間かけて乾燥させます。そのため、甘味やコクが通常の豆よりも強くなります。

セミウォッシュドは、通常のウォッシュドコーヒーとは異なり、果肉の部分を残したまま天日乾燥します。これによって果肉の甘味を豆に吸収させ、コクと甘味のあるコーヒーを作る製法です。

セミウォッシュドの精選加工では、完熟したチェリーのみが脱穀機を通過することができ、未熟豆は堅いため機械にはじかれます。そのため、品質が安定しているのもセミウォッシュドの特徴になります。

現在ブラジルでの栽培の主流であるムンドノーボ種やカツアイ種といった改良品種ではなく、在来種のブルボン種100%で仕上げています。

ブルボン種は収穫量が少ないことから多くの農家が栽培を敬遠しています。味は在来種であるブルボン種の方が良いことから、この農園ではブルボン種の栽培を続けています。

モジアナ地区は、ブラジルでも有数の高品質コーヒーの産地として知られています。

通常のブラジルコーヒーでは味わえない甘味、コクが楽しめる逸品です。コロンビアエキセルソとブラジルブルボン、それぞれの豆を深煎りに個別焙煎後、絶妙なバランスでブレンドした当店自慢の牡丹ブレンドを、ぜひご賞味ください。

【 カショエイラ農園 】

グァテマラ SHB ウエウエ テナンゴ

このコーヒー豆について

グァテマラの中でも良質の豆が生産されることで有名なウエウエテナンゴ地区は、グァテマラ北西を横切るクチュマタネス山地にあり、石灰岩山が標高4,000m近くまでそびえています。周辺地で1870年からコーヒー栽培が始められたグァテマラのコーヒー生産地域としては標高が最も高い地域に位置しています。

非常に乾燥した地域でもあり、中央アメリカでは珍しく非火山性の山々が連なっています。非常に起伏が激しくコーヒー栽培地域は更に、でこぼこで険しく土壌は、炭酸カルシウム土壌となっています。

クチュマタネス山地から吹き下ろされる冷たい風とメキシコのテウアンテペック平原から吹き付ける乾燥した風のおかげで2,000m近い標高があるにもかかわらず、霜害から守られ良質のコーヒー豆が栽培される地域となっています。

他のコーヒー生産地域から非常に離れている為、ウエウエテナンゴでは全てのコーヒー生産者が水洗処理を行っています。更に、同地域では多くの川や小川があり、そのためコーヒー水洗処理施設はいたるところで見ることが出来ます。

寒暖の差が出来る標高と肥沃な大地というコーヒー栽培に適した自然環境が作り出す、完熟したウエウエテナンゴ産の豆は、豊かな香りとコク、爽やかな酸味を持つ上品なコーヒーに仕上がっています。

【 ウエウエテナンゴ地区 】

キリマンジャロ スノートップ

このコーヒー豆について

タンザニアコーヒーは、主にキリマンジャロ山の緩やかな斜面で、ティピカとブルボンの配合種・ケント種が栽培されています。中でも気候条件に恵まれたアルーシャ地方の高地だけにごく少量産するひときわ大粒なコーヒー豆を、最高級品との意味合いから他の<AA>グレードのものと区別するため、「スノートップ」(キリマンジャロの頂を一年中覆う万年雪)と呼ばれています。

【 キリマンジャロ山 】

アフリカ最高峰キリマンジャロ山のアルシャ地方の高地だけに産する少量のスノートップは、まさに山の頂で育ったコーヒーです。

天日乾燥場で9~10日かけてすべて天日によって乾燥させるやり方で、品質を重視しています。

花のような香りと華やかな酸味が特徴で、甘酸っぱい風味が広がります。しっかりしたボディとコク、香り、これらを存分に楽しめるコーヒーです。

【 キリマンジャロスノートップ生豆 】

カロシトラジャ ランテカルア

このコーヒー豆について

カロシトラジャのふるさとは、インドネシアスラウェシ島(旧セレベス島)トラジャ県ボロカン地区スロトコ農園、ランテカルア山(標高2,300m)の裾野1,450m~1,600mの山岳地帯にあります。

1万3千に及ぶ島々からなる、インドネシアの中で2番目に大きな南十字星の輝く南の島スラウェシ島は、コーヒーの栽培に最適な条件が揃っており、気候はあのブルーマウンテンを産出するジャマイカ島に似ています。

昼間は気温30℃迄上昇しますが夜は10℃程度まで冷え込みます。 この寒暖の差が良質のコーヒー豆が生まれる条件となっています。

この地域は綺麗で豊富な水があり、水洗処理設備も整っています。それに発酵工程の管理もきちんと行われていることから品質が高いコーヒー豆が安定して作られています。

【 ランテカルア 】

万遍なく乾燥させるため日中は攪拌作業が行われています。

スロトコ農園では乾燥工程において、コーヒー豆をコンクリートの土間に直接敷いて乾燥させるのではなく、高床式の天日乾燥場で9~10日かけてすべて天日によって乾燥させるやり方で、品質を重視しています。

異物除去装置、比重選別機、スクリーン選別機も充実しており、管理が行き届いているため、高品質の豆が生産される大きな理由と言えます。中米のコーヒーにはない独特の苦味とコク、それに豊かな香りが堪能できる逸品です。

ブルーマウンテンが西インド諸島の王様なら、カロシトラジャランテカルアは、東インドの女王と言えましょう。

トラジャ地区で象徴的な建造物であるトンコナン・ハウスが多く見られる。

モカマタリ No.9

このコーヒー豆について

「モカ」とは、その昔エチオピアとイエメンの豆を欧州に出荷するための集積港町(紅海に面したイエメンの小さな港町「モカ港」)の名前です。

イエメン対岸のエチオピア産のものも一緒に出荷されたため、そのコーヒー豆を総称して「モカ」と呼ばれていました。「コーヒーの貴婦人」と呼ばれ独特の酸味と香りを持つモカマタリは、イエメンのバニマタル地方で採取されたコーヒーの事で、最高級のコーヒーの1つです。

急斜面に栽培されています。

マンデリンとモカマタリは、最もハンドピックが必要なコーヒー。クリーンな味のモカマタリを作るには、時として3、4割捨てなければならない厄介な豆ですが、独特の酸味とコク、「モカフレーバー」と言われ、古くから珍重された豊かな香りが持ち味の、コーヒーのルーツとされるコーヒーです。

中でも当店で取り扱っている「モカマタリ No.9」は、最高等級の品物です。(ブラジルの等級とは逆で、数字が増えるほど等級が上がります。)

コーヒーの杜 フォレスト・フォー・レスト 焙煎工房

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